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リトルサーバーとは?料金・評判・WordPress機能を初心者向けに解説
リトルサーバーは、月額150円(税別)からWordPressを運用でき、無料SSL・7日分の自動バックアップまで備えた低価格レンタルサーバーです。
2026年9月19日時点では、ミニ・ワード・リトル・ビッグの4プランがあり、全プランでWordPress、SSD、独自ドメイン無制限、SSH、Cron、無料独自SSLに対応しています。副業ブログをできるだけ小さな固定費から始めたい人にとって、比較候補になりやすいサービスです。
リトルサーバーとは?料金と基本機能を確認
リトルサーバーとは、WordPressを使ったブログやWebサイトを低コストで運営できるレンタルサーバーです。
レンタルサーバーを簡単に表すなら、Webサイトのデータを置いてインターネット上へ公開するための「土地」です。独自ドメインが住所なら、レンタルサーバーはサイトという家を建てる土地と考えると分かりやすいでしょう。
リトルサーバーの大きな特徴は、その土地代にあたるサーバー料金を月額150円(税別)から抑えられることです。
2026年9月19日に公式サイトで確認できた4プランの主な違いを整理すると、次のようになります。
| 項目 | ミニ | ワード | リトル | ビッグ |
|---|---|---|---|---|
| 月額(12ヶ月契約) | 150円〜 | 195円〜 | 200円〜 | 430円〜 |
| SSD容量 | 20GB | 30GB | 60GB | 120GB |
| MySQL | 3個 | 5個 | 10個 | 50個 |
| 独自ドメイン | 無制限 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
| WordPress | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
| 自動バックアップ | 7日分 | 7日分 | 7日分 | 7日分 |
| SSH | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
| Cron | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
| 無料独自SSL | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
| HTTP/2 | × 非対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
| 高速化設定 | × 非対応 | ○ 対応 | ○ 対応 | ○ 対応 |
※月額料金は12ヶ月契約時の税別表示です。料金・仕様・キャンペーンは変更される可能性があるため、契約時には公式サイトで最新情報を確認してください。
4プランの違いを端的にいえば、価格最優先ならミニ、WordPress重視ならワード、容量と機能のバランスならリトル、多数のサイトを運営するならビッグという構成です。
ここで注目したいのは、最安のミニプランでもWordPressが利用でき、自動バックアップや無料独自SSLまで含まれていることです。
つまり、「月額料金が安いからWordPress向けの基本機能まで削られている」という設計ではありません。
WordPressは全4プランで利用できる
ミニ・ワード・リトル・ビッグの全プランがWordPressに対応しています。
公式には「簡単インストール」に加え、WordPressをより手軽に導入するための「超かんたんインストール」も用意されています。
通常、WordPressを手動で設置しようとすると、データベースの作成、WordPressファイルの準備、FTPによるアップロード、設定ファイルの調整など、初心者には分かりにくい工程が出てきます。
私もITを学び始めた頃は、こうした「知らない言葉が次々に出てくる状態」そのものが大きな壁でした。
自動インストール機能の価値は、単純な時間短縮だけではありません。初心者が設定でつまずき、ブログを公開する前に挫折する可能性を減らせることに意味があります。
2019年7月12日にはWordPressの「超かんたんインストール」の仕様変更も告知され、ドメイン名のみでWordPressを表示する設定が選択できるようになりました。
副業ブログの場合、サーバー契約そのものが目的ではありません。重要なのは、WordPressを立ち上げて記事を書き始めるところまで、できるだけ迷わず進めることです。
その意味でも、初心者はスペックだけでなく「WordPressを導入するまでの手間」もサーバー選びの基準にするとよいでしょう。
独自ドメインは全プラン無制限
リトルサーバーでは、全4プランで独自ドメインを無制限に設定できます。
最初は1ブログだけでも、運営に慣れてくると「旅行ブログとは別にAIブログも作りたい」といった形でサイトを増やしたくなる場合があります。
複数サイト運営を考えている人にとって、独自ドメイン数に上限が設けられていないのはメリットです。
ただし、初心者が特に注意したいポイントがあります。
「独自ドメイン無制限」と「WordPressを無制限に設置できる」は同じ意味ではありません。
WordPressではMySQLデータベースを利用するため、複数のWordPressサイトを作る場合はデータベース数も確認する必要があります。
ミニは3個、ワードは5個、リトルは10個、ビッグは50個です。
たとえば将来的に5サイト、10サイトと増やす予定なら、「独自ドメイン無制限」という表示だけではなく、MySQLの上限まで確認してプランを比較する必要があります。
スペック表で「無制限」という言葉だけを見るのではなく、実際に自分が使う機能の上限まで確認する。これはレンタルサーバー選びで失敗しないための重要な視点です。
毎日バックアップして7日分を保存
私が初心者目線で特に評価したいのが、自動バックアップです。
リトルサーバーでは、メール・ファイル・データベースを毎日自動で専用サーバーへバックアップし、常に7日分を保存する仕組みが全プランに標準搭載されています。
WordPressを運営していると、「プラグインを変更したら表示がおかしくなった」「必要なファイルを削除してしまった」といった失敗が起こる可能性があります。
テーマやプラグインの更新、PHPの変更など、サイト運営を続けるほど「設定を変更する場面」は増えていきます。
IT初心者だった私自身の経験からも、初心者にとって本当に怖いのは高性能な機能が使えないことより、失敗したあとに元へ戻す手段がないことです。
その意味では、月額150円からのプランにもバックアップが標準搭載されている点は、料金表だけでは見えにくい価値だと考えます。
ただし、自動バックアップがあるからといって、自分でバックアップを考える必要がまったくないわけではありません。重要な変更を行う前には、利用できるバックアップ方法や復元手順まで確認しておくと、より安心して運用できます。
リトルサーバーの4つの料金プランは何が違う?
リトルサーバーには、ミニ・ワード・リトル・ビッグの4プランがあります。
料金だけを見るとミニが最も安いのですが、WordPressブログを目的とするなら「数十円安いか」だけでなく、容量・MySQL数・高速化機能まで比較したほうが合理的です。
特に注目したいのが、ワードとリトルの差です。12ヶ月契約時の月額表示では5円差ですが、SSD容量とMySQL数には違いがあります。
ミニプラン|月額150円から
ミニプランは12ヶ月契約で月額150円(税別)から利用できる最安プランです。
SSD20GB、MySQL3個、独自ドメイン無制限、バックアップ7日分、SSH、Cron、無料独自SSLに対応しています。
一方、2026年9月19日時点の公式サイトでは、ミニプランはHTTP/2と高速化設定が非対応とされています。
したがって「とにかく固定費を抑えて小さなサイトを始めたい」という用途と相性のよい位置づけです。
1サイトからブログ運営そのものを経験してみたい初心者なら、料金面では分かりやすい選択肢です。ただし、価格差だけで即決せず、次のワード・リトルも比較しておきましょう。
ワードプラン|月額195円から
ワードプランは12ヶ月契約で月額195円(税別)からです。
SSD30GB、MySQL5個に増え、HTTP/2や高速化設定にも対応しています。
ミニとの差額は月45円です。
WordPressを主目的として契約し、ミニより余裕を持たせたい人にとって比較対象となります。
特にHTTP/2と高速化設定の有無がミニとの違いになるため、WordPress用途で検討しているなら料金だけではなく機能差も確認しておきたいところです。
リトルプラン|月額200円からの公式推奨プラン
リトルプランは12ヶ月契約で月額200円(税別)からで、公式サイトでは推奨プランとして案内されています。
SSD60GB、MySQL10個、HTTP/2、高速化設定、無料独自SSLなどに対応しています。
ここで私が注目するのはワードプランとの価格差です。
ワードが195円、リトルが200円なので、12ヶ月契約時の月額表示では差は5円です。
それに対してSSDは30GBから60GBへ、MySQLは5個から10個へ増えます。
年間の月額表示ベースで考えても、この5円差は比較時に無視しにくいポイントです。単純に「ワードのほうが名前からWordPress向けに見える」と判断するのではなく、リトルとの仕様差を確認したほうがよいでしょう。
副業ブログの場合、最初は1サイトでも、経験を積んだあとに別ジャンルへ展開する可能性があります。月額料金だけでなく「2つ目、3つ目のサイトを作る余白」まで考えるなら、この差は見逃せません。
ビッグプラン|SSD120GB・MySQL50個
ビッグプランは12ヶ月契約で月額430円(税別)からです。
SSD120GB、MySQL50個と、4プランの中では最も大きな構成になっています。
多数のサイトを運営する場合などには選択肢となりますが、初心者がWordPressブログを1サイト始めるだけなら、必ずしも最初から上位プランを選ぶ必要はありません。
しかも後述するように、リトルサーバーでは上位プランへのアップグレードが可能です。
サーバー選びでは「一番高性能なもの」ではなく、自分が実際に使う範囲に適したものを選ぶことが重要です。
リトルサーバーの契約前に知りたい料金・支払い・プラン変更は?
契約直前の読者が見落としやすいのが、月額料金以外の条件です。
2026年9月19日に公式の契約・支払いマニュアルを確認すると、契約期間は6ヶ月または12ヶ月から選択でき、支払い方法にはクレジットカードと銀行振込が用意されています。
クレジットカード決済では対応ブランドのカードに加え、デビットカードも利用できると案内されています。
ここで大切なのは、「月額○円」という表示だけで予算を決めないことです。レンタルサーバーでは契約期間や初期費用によって、最初に必要になる金額が変わることがあります。
また、初期費用にも注意が必要です。
2026年9月19日時点の申し込み画面では、ワードプランとリトルプランについて、通常920円の初期費用を2026年12月31日まで無料とする案内が掲載されています。
これは期間限定の条件なので、記事を読んだ時点で終了・変更されている可能性があります。申し込み前には必ず最新の料金表示を確認してください。
プラン変更は上位プランへのアップグレードのみ
将来的にサイトが成長した場合のプラン変更も重要です。
公式マニュアルでは、現在のプランから上位プランへのアップグレードには対応していますが、下位プランへのダウングレードには対応していないと説明されています。
アップグレード自体は即時実行され、容量や転送量などの変更が反映されます。収容サーバーの移動が必要な場合は、24時間以内にスタッフが行う仕組みです。
これは契約時に知っておきたいポイントです。
「あとから自由に上下できるだろう」と考えて最初から大きなプランを契約するより、必要な規模から始め、必要になれば上位へ移るという考え方のほうがサービスの仕様に合っています。
副業初心者の場合、ブログを始める時点では将来必要になる容量を正確に予測するのは難しいものです。そのため、現在必要なスペックと、成長した場合の拡張方法をセットで確認することが重要です。
リトルサーバーのメリット・デメリットは?
リトルサーバーのメリットは、月額料金の安さだけではありません。
2026年9月時点の公式情報を基準に整理すると、初心者が確認しておきたいポイントは次の通りです。
- メリット:月額150円(税別)から始められる
- メリット:全4プランでWordPressを利用できる
- メリット:独自ドメインを無制限に設定できる
- メリット:毎日自動バックアップし7日分を保存
- メリット:全プランで無料独自SSL、SSH、Cronに対応
- メリット:20日間の無料お試し期間がある
- 注意点:ミニプランはHTTP/2・高速化設定に非対応
- 注意点:MySQL数はプランごとに3〜50個の上限がある
- 注意点:下位プランへのダウングレードには非対応
- 注意点:用途によっては20〜120GBのSSD容量を確認する必要がある
特に初心者なら、「独自ドメイン無制限」「月額150円」という目立つ数字だけで決めないことが重要です。
どのプランにも同じ機能と性能が用意されているわけではありません。
レンタルサーバーの比較では、「できる・できない」だけでなく「どのプランならできるのか」を確認する必要があります。
20日間の無料お試しがある
全プランに20日間の無料お試し期間が用意されています。
この無料期間は2018年12月1日から、従来の10日間から20日間へ延長されたものです。
お試し期間中に作成したホームページなどは、本契約後も引き続き運用できると案内されています。
一方、お試し期間中には一部制限があります。
したがって無料期間は性能を厳密にベンチマークするためだけではなく、管理画面が自分に分かりやすいか、WordPressを設置できるかを確認する期間として活用するのが現実的でしょう。
たとえば、WordPressのインストール場所がすぐ分かるか、独自ドメインの設定方法を理解できるか、SSL設定で迷わないかといった点は、初心者にとってスペック以上に重要になることがあります。
私は初心者ほど、この「操作画面との相性」を軽視しないほうがよいと考えています。
スペック表で高性能に見えても、管理画面が理解できず、毎回設定方法を検索しなければならない環境では継続の負担になるからです。
20日間あるなら、申し込んだだけで放置するのではなく、実際にWordPressをインストールし、記事を1本作るところまで試してみると判断材料が増えます。
障害情報も契約前に確認しておきたい
サーバーはWebサイトを公開し続ける基盤なので、障害情報も確認材料になります。
公式のお知らせでは、2026年5月9日と5月29日にアクセス障害が発生し、その後復旧したことが公表されています。
5月29日の告知では、5月28日23時55分頃から29日0時5分頃まで、上位回線事業者側の通信障害の影響により、接続が一時的に不安定または通信不能となったと説明されています。
2025年にも6月11日、9月15日、9月25日にメールサーバー障害のお知らせがあります。
ただし、この情報だけを見て「リトルサーバーは障害が多い」と判断することはできません。
他社と比較するには、同一期間、障害の定義、影響範囲、継続時間など条件を揃える必要があるからです。
むしろ私が契約前に見るのは、障害が起きた事実だけでなく、発生日時・影響・復旧状況が利用者へ公開されているかです。
レンタルサーバーに「一度もトラブルが起きないこと」だけを求めるより、発生した際に状況を把握できることも運営上の判断材料になります。
ここは料金比較だけでは見落としやすい部分です。長期間利用するインフラだからこそ、公式のお知らせや障害情報を契約前に一度確認しておく習慣をつけるとよいでしょう。
リトルサーバーはWordPress運用に必要な機能が揃っている?
結論からいえば、一般的なWordPressブログを始めるための基本機能は用意されています。
全プランでWordPress、SSD、MySQL、無料独自SSL、自動バックアップ、SSH、Cron、独自ドメイン無制限に対応しています。
さらにワード・リトル・ビッグではHTTP/2と高速化設定にも対応しています。
ここで、以前の記事で使っていた「快適に使える」という表現には注意が必要です。
表示速度の実測値や同一条件での他社比較を行っていない以上、「高速」「快適」といった体感性能まで断定するのは適切ではありません。
公式仕様から確認できることと、実測しなければ判断できないことは分けて考えるべきです。
これは私がテクノロジー系サービスを調べる際に大切にしている姿勢でもあります。
例えばSSDを採用している、HTTP/2に対応している、高速化設定があるというのは確認可能な「仕様」です。一方、「他社より速い」「大量アクセスでも快適」という評価には、同一条件による測定が必要です。
WordPressの表示速度はサーバーだけで決まるわけでもありません。使用するテーマ、プラグイン、画像容量、キャッシュ、外部スクリプトなど、複数の要素が関係します。
そのためこの記事では、実測していない表示速度を「速い」と評価するのではなく、WordPress運営に必要な機能がどこまで用意されているかを判断材料とします。
PHP環境も継続的に更新されている
長期的なWordPress運営では、サーバー側のPHP環境も重要です。
リトルサーバーでは2022年9月11日にPHP 8.1、2024年6月21日にPHP 8.2の供用開始を告知しています。
さらに2024年12月23日にはPHP 8.3と一部サーバーで8.4の供用開始、同日に標準PHPバージョンを8.2へ更新したことが発表されました。
これは「新しいバージョンだから無条件に優れている」という意味ではありません。
重要なのは、WordPressを取り巻く技術環境の変化に対して、サーバー側でも更新が行われていることです。
WordPressは本体だけで動くものではありません。PHP、データベース、Webサーバーなど複数の技術が組み合わさって動作しています。
PHPを変更すると、利用しているテーマやプラグインとの互換性が問題になる場合もあります。そのため実際にバージョンを変更するときは、WordPress本体や利用中のテーマ・プラグインの対応状況を確認することも重要です。
だからこそレンタルサーバー選びでは、契約時点の料金だけでなく、サービス開始後も基盤技術が更新されているかを見ることが長期運営では重要になります。
リトルサーバーはどんな人に向いている?
公開されている仕様から考えると、リトルサーバーは固定費を抑えてWordPressブログを小さく始めたい人と相性のよいサービスです。
特に、副業として初めてブログを立ち上げる人にとって「毎月いくら払い続けるか」は意外に重要です。
ブログは、サーバーを契約した瞬間から収益が生まれるわけではありません。
記事を書き、公開し、検索結果を分析して改善する。そのサイクルを繰り返すまで、一定の時間が必要です。
そのため副業初期には、売上だけでなく「学習期間にいくら固定費が発生するのか」という視点も持っておくとよいでしょう。
リトルサーバーが向いている可能性があるのは、WordPressブログを初めて作る人、趣味サイトを低コストで持ちたい人、複数ブログへ将来展開したい人、自分でマニュアルを読みながら設定を覚えたい人です。
反対に、大容量の画像・動画を大量に保存したい場合や、大規模アクセスを前提とする事業サイトなどでは、月額料金だけで判断せず必要な性能を詳しく比較する必要があります。
また、「何か分からないことが起きたらすべて任せたい」という人と、「マニュアルを確認しながら自分でも設定を覚えたい」という人では、サーバー選びの基準が変わります。
副業ブログでは数年単位で使う可能性もあるため、初月の料金だけでなく、自分が継続して管理できる環境かという視点を持つことをおすすめします。
副業初心者は「撤退コスト」まで考える
ここからは、公開情報を踏まえた私見です。
私がリトルサーバーを調べていて興味深いと感じるのは、「安いサーバー」という点そのものより、副業を小さく試すための固定費を抑えられることです。
副業を始めると、人はつい最初から完璧な環境を作りたくなります。
高性能サーバー、有料WordPressテーマ、画像素材、SEOツール、AIツールなどを揃えているうちに、記事を1本も公開していないのに支出だけ増えることがあります。
しかし、副業初期で最初に検証すべきなのは「最高の環境を買えるか」ではありません。
自分が記事を書き続けられるか、読者の反応を見ながら改善できるかです。
そこで私は、サーバー料金を見るときに「月額いくらか」だけでなく「失敗した場合にどれくらいの費用で経験を得られるか」という撤退コストの視点を加えています。
これは副業初心者のサーバー選びでは、意外に重要な考え方です。
たとえば、最初から必要以上の固定費を抱えると「お金を払ったのだから早く収益化しなければ」という焦りにつながる場合があります。一方、運営コストを抑えられれば、まず記事作成やWordPress操作を覚えることに集中しやすくなります。
この考え方なら、20日間の無料お試しで操作を確認し、小さなプランから始め、サイトの成長に応じて上位プランへアップグレードする流れにも合理性があります。
ただし下位プランへのダウングレードには対応していないため、最初から必要以上に大きなプランを選ぶ必要があるかは慎重に考えたいところです。
これは「安いものを選べばよい」という話ではありません。
最初の投資を抑え、その分を記事作成と検証に回し、必要になった段階で環境を強化する。
副業ブログでは、この順序そのものがリスク管理になります。
リトルサーバーをどう評価する?2016年から続く更新履歴にも注目
筆者としては、リトルサーバーを見るとき、月額150円という価格だけで評価するのはもったいないと考えています。
サービス開始は2016年7月1日です。その後、WordPress関連機能、SSL、データベース、PHPなど、Webサイト運営に関わる環境が更新されてきました。
2018年にはLet’s Encrypt関連のSSL対応が案内され、2019年にはWordPressの超かんたんインストールの仕様変更が行われています。
2020年5月には全サーバーのデータベースをMariaDB 10系へ更新し、2022年以降もPHP 8系への対応が進められました。
こうした更新履歴を見る理由は、単に「長く運営されているから安心」と判断するためではありません。
レンタルサーバーは、家電製品のように「購入時のスペックだけを見れば終わり」というサービスではないからです。
WordPressやPHPなど周辺技術が変わるため、契約後も運営環境が保守・更新されることが重要です。
一方で、今回確認できた公式仕様だけでは表示速度の実力や、大量アクセス時の性能まで評価することはできません。
そこは明確に分けておく必要があります。
「SSDだから必ず速い」「HTTP/2対応だから他社より快適」と単純化するのではなく、性能を重視する場合には実際のサイト構成に近い条件で速度や安定性を確認するべきでしょう。
20日間の無料お試しが用意されているため、自分のWordPressサイトを想定した操作感を確認してから契約を判断できる点は、この弱点を補う方法の一つになります。
私自身、IT初心者だった頃は「スペック表で一番優れているサービス」を探そうとしていました。
しかし実際にツールを使い続けると、大切なのは最高スペックかどうかではなく、自分が必要とする機能を、無理のない費用で継続して使えるかだと分かります。
その基準で見ると、リトルサーバーは「WordPressを始めるための基本機能は欲しい。ただし副業初期の固定費は抑えたい」という人にとって、比較候補に入れやすいサービスだと考えます。
特に私が重視したいのは、最安価格そのものではなく、150円から段階的に選択肢が用意されていることです。
初心者の段階では必要なサーバースペックを正確に予測できなくても不思議ではありません。だからこそ「最初にすべてを決める」のではなく、現在の目的に合わせて選び、必要になったら上位へ移るという考え方が現実的です。
ただし、性能最優先、大規模サイト運営、大容量データの保存などを目的とする場合は話が変わります。料金だけで決めず、必要なスペックを洗い出して他サービスも含めて比較するべきでしょう。
まとめ
リトルサーバーは、月額150円(税別)からWordPressを利用できる低価格レンタルサーバーです。
2026年9月19日時点では、ミニ150円〜、ワード195円〜、リトル200円〜、ビッグ430円〜の4プランがあり、全プランでWordPress、SSD、独自ドメイン無制限、無料独自SSL、SSH、Cron、7日分の自動バックアップに対応しています。
特に公式推奨のリトルプランは、月額200円(税別)からでSSD60GB、MySQL10個。ワードプランとの月額差が小さいため、複数サイトまで想定する場合は比較しておきたいプランです。
さらに20日間の無料お試しがあり、契約期間は6ヶ月または12ヶ月、支払いはクレジットカードと銀行振込に対応しています。上位プランへのアップグレードは可能ですが、下位プランへのダウングレードには対応していません。
重要なのは、「月額150円だから選ぶ」のではなく、自分が必要とする容量・MySQL数・高速化機能・運用方法まで確認して選ぶことです。
また、公式仕様で確認できる機能と、実際に使わなければ分からない表示速度・操作感を分けて考える必要があります。20日間の無料お試しは、その判断材料を自分で確かめる機会として活用できます。
副業ブログなら、最初から大きな固定費を抱えるより、小さく始めて記事を公開し、必要に応じて環境を強化する方法もあります。
リトルサーバーは、その「まず小さく始める」という選択肢を作りやすいレンタルサーバーの一つといえるでしょう。
よくある質問
リトルサーバーでWordPressは使えますか?
はい。ミニ・ワード・リトル・ビッグの全4プランでWordPressを利用できます。
最安のミニプランでもSSD20GB、MySQL3個、無料独自SSL、7日分の自動バックアップなどが用意されています。
WordPressの「簡単インストール」や「超かんたんインストール」も用意されているため、手動でWordPressファイルを設置する方法と比べて、初心者が導入作業を進めやすい仕組みになっています。
リトルサーバーの料金はいくらですか?
2026年9月19日時点の公式サイトでは、12ヶ月契約の場合、ミニが月額150円、ワード195円、リトル200円、ビッグ430円からで、いずれも税別表示です。
契約期間は6ヶ月または12ヶ月から選択できます。
料金や初期費用、キャンペーンは変更される可能性があるため、申し込み時には最新の公式情報を確認してください。
リトルサーバーはどのプランを選べばいいですか?
費用をできるだけ抑えるならミニ、WordPress向けの機能を重視するならワード、容量や複数サイト運営まで考えるなら公式推奨のリトルが主な比較候補になります。
特にワードはSSD30GB・MySQL5個、リトルはSSD60GB・MySQL10個で、12ヶ月契約時の月額表示では5円差です。料金だけでなく、将来いくつのサイトを運営する可能性があるかまで考えて選ぶと判断しやすくなります。
リトルサーバーに無料お試し期間はありますか?
はい。全プランに20日間の無料お試し期間があります。
初心者なら、料金だけを確認して終わらせず、無料期間中にWordPressのインストール、管理画面の操作、独自ドメインやSSL関連の設定などを実際に確認しておくと、本契約するか判断しやすくなります。
リトルサーバーでは複数のWordPressサイトを作れますか?
複数サイトを運営することは可能ですが、独自ドメイン無制限だからWordPressも無制限という意味ではない点に注意が必要です。
MySQLはミニ3個、ワード5個、リトル10個、ビッグ50個となっています。複数のWordPressサイトを想定している場合は、独自ドメイン数だけではなくMySQL数を基準にプランを比較してください。
リトルサーバーはあとからプラン変更できますか?
上位プランへのアップグレードには対応していますが、下位プランへのダウングレードには対応していません。
そのため、初心者の場合は「念のため一番大きなプラン」と考えるより、現在必要な容量やMySQL数を確認したうえで選び、必要になった段階で上位プランへ変更する方法も検討できます。
